叩かれる人、持ち上げられる人

うーん。また更新があいてしまいました。
最近は熱心に勉強してるので。そのせいということで。


と、いきなり最近のニュースの話。
「（事故米に関して）人体に影響はない。だからあまりジタバタ騒いでいない」
「日本はずいぶんと内向きな単一民族国家」

この二つのどこかが問題発言なのかいまいちわかりません。

前者は、ジタバタ騒いでたほうが問題では？まああの大臣は個人的には好きではないですが。

後者は確かに「単一民族国家」では無いですし、少数民族の存在を軽視しているのではないか、という感じだと思いますが、あの発言は「内向きな」という部分が論点であり、「日本人は外国との交流に関して積極的でない」ということが要旨だと思うので、ちょっと前のマスコミの騒ぎようを見てるとあげ足をとってるようにしか見えませんね。
そもそも人数の比率的にひとつの民族が大半数を占めているという意味で「単一民族国家」という言葉は使われると思うので、このフレーズがタブー視されているのは敏感になりすぎだと思うのです。あの発言全体を見てもアイヌ民族などを蔑視するような内容やニュアンスは一切感じられないですし。いちいち取りざたしてアイヌ民族に失礼だとか言ってるマスコミのほうがなんか悪意を感じます。


「（豪雨に関して）あれが岡崎だったから良かったけど」
「成田空港の反対闘争はゴネ得」

この二つは確かにグレーゾーンだと思います。
「良かった」は「被害が少なくてすんだ」という意味でしょうが、やはり批判を受けるのは目に見えてますしね。被害者もいますし。
後者は発言の意図が不明瞭。悪口にしか見えない気もしますね。



しかしながら、、マスコミの与党や閣僚に対しての何かあれば叩いてやろうという精神と裏腹に、あの持ち上げっぷりは以上だと思います。石井慧選手。

「優勝できたのは、皆さんの応援のおかげではなく、自分の才能のおかげです」

これが叩かれないとはびっくりですね。自分はオリンピック当日応援してたので嫌悪感を覚えました。一時期の亀田親子みたいです、ボクシングの。一線を越えるようなことがあったら手のひらを返されるんでしょうね。